第10話 コピーガード種類

おはようございまぁす!

おはよう。

おはようございます。ツトム先輩、土曜日はご馳走様でした。映画のチケット代も出してもらって、その上ランチまでご馳走になってしまって…。

いいのいいの。後輩はそんなこと気にしない気にしない!
そういえば、帰りに何か言いかけていたよね?

ハイ。
電車が来たから話が途中になってしまったんですけど、
ブルーレイのコピーガードについて聞きたいことがあったんです。

うん。コピーガードのどんな事が知りたいの?

DVDではCSSやAPSがありますよね?
ブルーレイではどういう種類があるのかな?と思って。

ああ、それはね、
AACSやBD+とかROMマークっていうのがあるんだよ。

その違いって何ですか?

AACSはCSSと同じようなもので、CSSは映像コンテンツをデジタル暗号化したシステムだよね。ちなみにAPSはアナログ映像信号にコピーガードをかける方法だけど。

ハイ。

DVDではコピーガード無しでもプレスで作れたけど、BDは必ずコピーガードをかけないと作れないんだ。規格で取り決められてるからね。AACSはBDでは一般的なコピーガードで、CSSよりも解除が困難になっているんだよ。

そうなんですか。
あとのBD+やROMマークっていうのは?

BD+はプレーヤー側でAACSの解除ソフトを感知して働くコピーガードで、ファームウエアを定期的に更新していないと再生出来ない仕組みなんだ。

凄いですね。ブルーレイの著作権保護に対する取り組みは、
しっかりしてますね。

ROMマークはディスクのビットに意図的に傷を付け、その訂正プログラムが機能することで正しく再生出来るという仕組みなんだ。もし不正コピー出来ても訂正プログラムまではコピー出来ないから、キチンと観られないんだ。

勉強になりました。ありがとうございます。

いえいえ。少しは見直した?

ハイ!(笑)